小中学生27万円PCについて思うこと

ツイッターで話題になっていた、渋谷区小中学生へのPC貸与について気になったので、渋谷区のホームページを見てみました。

渋谷区ホームページで公開されている情報をもとに偏見もりもりで見ていきます。

ICT教育 | 渋谷区公式サイト
東京都渋谷区。子ども・教育・生涯学習。学校・教育。ICT教育。

追記
Yahooニュースからの引用によると初期費用も含めた保守費なども含まれているようです。

追記参照

リース契約で契約期間は2017/9~2020/8

まず初めに言っておくと渋谷区の小中学生に配布されたPCはリース契約といって、簡単にいればレンタルです。

で、このレンタルの契約期間が2020年8月末に終了するようです。つまり、約2年前の2017年9月から始まっています。

資料を見たが27万円が読み取れない

今回は渋谷区ホームページに掲載の資料を基本的に目を通して呟きます。

P1~P5はどうでもいい内容なので飛ばします。

1人1台タブレット・持ち帰り、セルラー回線、フルクラウドの実現(P6)

以下は渋谷区の資料の抜粋です。控えめに言ってクソですわ。説明用の資料なので要点のみの抜粋なんでしょうが、説明不足すぎですね。

◎誰でも差がなく1人1台タブレット
◎セルラー回線の使用により、タブレットを持ち帰り可能に
◎クラウド化による管理の効率化
◎高いセキュリティーの実現
◎どこでもつながる通信回線(LTE)

誰でも差がなく1人1台タブレット

まず、差は生まれます。タブレットの有無ではありません。人間だからです。タブレットあろうがなかろうが、勉強する人はするし、しない人はしない。まあ、言われなくても当たり前ですよね。

支給されたPCのスペックは以下です。

  • CPU Intel® Atomプロセッサー Z8550
  • メモリ 4GB
  • SSD 64GB

これで何するんですかね。

結局教科書がタブレットに変わっただけの認識なのですが、勉強する人はするし、やらない人はやらないんです。

もうちょっとスペック高くて、XAMPPやVagrantを裏で動かしつつ、eclipseなどの統合開発環境がストレスなく動く、Adobe Creative Cloudのサブスクリプション契約があり、デザイナー志望の学生も勉強ができる、とかならPCの購入が難しいご家庭でもいいと思うんですけど、e-learningの動画見るだけでしょ。こんな使い方だと差はなくなりません。

セルラー回線の使用により、タブレットを持ち帰り可能に

意味が分かりません。

セルラー回線の使用により、持ち帰ることが可能ってのが謎すぎる。まるでネットにつながっていないと、PCじゃないみたいな書き方ですね。別にセルラー回線なくても持ち帰れるわ。

しかし、この端末はシンクライアント端末なのかもしれません。資料のどこにもシンクライアントなのか、ファットなのか記載がありませんでした。シンクラでPCスペック表示する意味ってあんまりない気がするので、ファットな気がしますが、セルラー回線が必須ってやっぱりシンクラなのかな?

まあシンクラの記載がないので、仮にファットだった場合、ちょっと物申します。

宿題とかを自宅でやる際にネット接続が必要ということでしょうか。

P15に『インターネットの利用時間を制限し、使い過ぎを防ぎます』という記載がありました。加えてP16に『USBの利用、アプリのダウンロードやインストールはできません』との記載もあります。さらに『有害なサイトや動画・SNSサイトなどは閲覧できません』の記載も。

ネットに出れない、利用も極端に制限される。持って帰る意味はどこにあるのでしょうか。
資料は簡易的に記載されているので、どこまで制限されているかわかりませんが、調べものするときのSNSって最強です。ググっても出てこないことを備忘録的に投稿している人もいます。私はよくそれを足掛けに調査とかします。

安全面から制限するのもわかるけど、1個目に掲げた差がないってのが崩れるよね。持ってる人は個人用ので調べるでしょうからね。

そもそも持って帰る必要なくないですか。校内ネット限定にすればだいぶ予算節約できますよ。

インターネットの利用時間を制限するとありますが、使用時間で制限していると仮定したときに、わからなくてセッションつなげたまま放置して宿題出せなくなって涙目とかありそうですね。まあ普通に考えたら、宿題のサイトは無制限かもしれませんけどね。

しかし、宿題のために持ち帰る必要があるというなら、宿題のデータは学校にいる間に校内ネットからローカルへダウンロードしておいて、自宅ではオフラインでも学習できるようにする。翌日校内ネットに接続したときに同期なり提出すればよいのではと思います。64GBだと動画は厳しいけどね。

クラウド化による管理の効率化

宿題やテストの点数とかをDBに登録して親や教師が管理しやすいって意味ですかね。

高いセキュリティーの実現

渋谷区の資料からではシンクライアントかファット端末かはわかりませんでした。

仮に本当にファット端末だとしたら、シンクラで一元管理したほうがいいんじゃないかと思います。シンクラなら本体なくしたり盗難にあっても、何も情報盗まれませんからね。

セキュリティーはどんな対策しているのか内部情報まで知りませんので、言及することはありません。

どこでもつながる通信回線(LTE)

『セルラー回線の使用により、タブレットを持ち帰り可能に』と被ってます。何が言いたいのかはっきりしてください。

まとめ

3年契約で通信量無制限(※)って条件なら別に27万円って高くないと思うんですよ。思うのですが、その通信は満足に使えるのか、そもそも必要なのか資料からは読み取れませんでした。つまり、27万円も高いの妥当なのか不明です。

それにシステムの構築や保守費用が含まれているのかもわかりません。内政のことなので一概には言えません。

端末の値段に関しては、価格が出ているので明言してしまうと、シンクラ用なら普通。
ファット端末ならゴミです。

シンクラ用の端末の価格情報をあまり見ないんですけど、結構なお値段した記憶があるので、10万くらいは妥当かと思います。ファットと比べてOSやセキュリティ面で差異があると思うのですが、具体的にどう違うかは正直わかりません。

ファット端末であればゴミです。1万。2万なら妥当とかありません。どんなに安くてもゴミはゴミです。

資料のP16に『堅牢・防水タブレットで、誤って落としてしまっても大丈夫』という記載がありますが、誤っても落とさないでください。大丈夫ではありません。精密機械なんだあから常識でしょう。子供だからって例外でありません。

※ツイッター情報です。資料にはありません。

追記

Yahooニュースからの引用によると初期費用も含めた保守費なども含まれているようです。誰だよ27万って言ったやつ。

市販品に比べ割高である点を渋谷区の担当者に訊くと、「端末代だけではなく、保管ラックも必要だし、初期設定を含めた保守の費用、無線LANの設置費用も含まれる」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200128-00000011-pseven-soci&p=3
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200128-00000011-pseven-soci&p=3
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