噂レベルですが、iPhone12の情報がチラホラと出てきた昨今ですが、今更iPhone11を購入しました。Apple Store OnlineでSIMフリー版を購入しました。
私はPixel 3aを購入したように、androidユーザーです。初スマホはXperia arcで、10年近くandroidを愛用しています。
1年くらいiPhoneに浮気していた時期もありますが、基本的にandroidユーザなのですが、なぜ今更iPhone11を購入したのかも含めてレビュー記事書いていきます。
購入目的 ~TrueDepthカメラの顔面トラッキング~
iPhone X以降で採用された『TrueDepthカメラ』での顔面トラッキングをしてみたいと思ったからです。言ってしまえばWEBカメラ代わりですよね。
私の思惑として、副業でYoutube事業に参入したいと考えており、その際のキャラクターの表情認識に使いたいと思っています。
ちなみに最近発売したiPhone SE 2GenにはTrueDepthカメラ非搭載なので、Vtuberやりたいという人は特に買う必要性がありません。X以降のナンバリングシリーズを買いましょう。
表情トラッキングの金字塔『FaceRig』
表情トラッキングの金字塔アプリとしてはFaceRigがあります。
FaceRigの最大のメリットはWebカメラとソフトウェアで3000円ほどで導入できるコストの安さです。
加えて歴史が長いこともあり、アバター作成のhow toがネット上にごろごろ転がっているというのもメリットの一つですね。
しかし、手ごろな分、トラッキング精度はそこまでよくないです。これはWebカメラにもよるかもしれませんが、私の環境ではあまりよくない。
例えば、眼鏡をかけていればフレームで目が隠れるとトラッキング外れるし、ブルーライトカットの眼鏡を装着していると表情トラッキング不可だったりします(あくまで私の環境の場合)。
表情認識に特化した顔トラッカーアプリ『恋顔』
TrueDepthカメラの精度を確認したいので使用したアプリは『恋顔』です。つい最近リリースされたトラッキングソフトです。有料ソフトですが期間限定で120円で購入できます。
ヒラリチャン様のリリースノートは以下です。
アプリのレビューについては、私自身が詳しいことが言えないし、様々なメディアで紹介されているので割愛させていただきます。
比較対照が込み込み3000円のFaceRigと、8万円のiPhoneですが、価格差分はあると思いました。TrueDepthカメラの高精度トラッキングの恩恵を十二分に発揮できていると思います。そのくらいに精度が高いです。
問題点を挙げるとすれば、3Dモデルの作成ですかね。VRoid(.vrm)ベースとのことなので、blenderやmayaでモデリングした場合もvrm形式で出力すれば動くんですかね。
私は3Dモデリングに一切明るくないのでわかりませんが、FaceRigアバターのようにパーツごとに特有のIDがあったりしたら、VRoid Studio以外で作成するのは難しくなってくるのでしょうか。
このソフトウェアがスタンダートになれば検索して情報とかもすぐに出てくるのでしょうが、それまでは手探りになりそうな点がデメリットですかね。
Live2Dアバター用トラッキングアプリ『mocape』
こちらは今秋にリリースを目指しているLive2Dアバター用のトラッキングアプリです。
clocknote.様の開発ノートは以下になります。

β版の動作デモを確認しましたが、恋顔同様に精度が高そうです。Live2Dアバターアプリとのことなので、FaceRigの上位互換の認識です。
Live2D Cubism Editorで作ったFaceRig向けに作ったアバターファイルもmocape用にエクスポートできれば、手軽に高精度トラッキング環境を実現できるようになるわけですが、実装内容については開発ノートから読み取れませんでした。
でもLive2Dモデルを動かすアプリケーションなので、FaceRigからmocapeへのスイッチ簡単にできそうな気もします。
Youtubeの動画まで隅々まで見たわけではないので、どこかに情報が載っていたら教えてください。
全身トラッキングであればDepthカメラのほうが幸せかも
iPhoneのTrueDepthカメラは所詮は顔面特化型です。顔面以外、例えば腕の動きなどは認識しません。
バストアップのトラッキングで腕なども動かしたいとなれば、『Leap Motion』や『intel RealSense Depth Camera』が必要になります。
ちなみに『Azure Kinect DK』というのも、個人的には期待しています。簡易モーションキャプチャーの元祖といってもいいKinectのディベロッパーモデルがひっそりと日本向けにも出ていました。
SIMフリー端末はそのままSIM挿せばOK
トラッキングについて長々と書きましたが、iPhone11のレビューです。話を戻します。
私は現在使用しているキャリアはauなのですが、昔はたしかAndroid→iPhone(逆もしかり)に機種変更する場合、iPhone専用のプランがあったので手続きが必須だった記憶があります。
しかし、現在は普通に挿すだけで通話も、SMSも、データ通信もできました。
プランがシンプルになっていいと思うし、なにより、iPhone側もキャリのSIM挿せばするにキッティングされる点もポイント高いですね。まあ、この辺はPixelもできたので当たり前なんですかね。
話が逸れますが、今って流行風邪のせいか、新規契約も機種変更もオンラインでできるんですね。ちょっと前に問題になったドコモのクソ野郎事件みたいなもの減っていきそうですね。
なんせ、好きなプランを自分で選べるわけですから、無用な争いがなくなりますよね。
携帯を購入する際のお作法記事を書きましたが、こんなお作法もなくなりそうですね。
iPhoneは普段使いスマホへの昇格は難しい
最大の目的はトラッキング用途なので、その他の機能ってあって無いようなものなのですが、一応レビューしておきます。
インターフェースが使い辛いのですが、androidに毒されている私の責任なので言及するのはナンセンスだと思うので割愛します。
ログインID共有不可問題
本気でここを解決できれば普段使いスマホに昇格できるのですが、決定的なダメ点があります。それはログインIDが共有できない点です。
私はWindowsユーザでブラウザはChromeを使用します。Chrome(というかGoogleアカウント)にすべてのWebブラウザのログイン情報を保存しています。昔はサイトごとですべて同じIDとパスワードを使いまわす情弱だったのですが、今はChromeが強力なパスワードを勝手に考えてくれる上に、アカウント内に保存してくれます。だから正直パスワードなんぞ覚えていません。覚えていなくとも、対象のGoogleアカウントでデバイスにログインすれば、すぐに復元できます。
PCのWebブラウザでログイン情報を保存→Android用アプリでログイン、という動作が可能になります。
以下はfaniconというアプリなのですが、Android側はGoogleアカウントに紐ついているIDとパスワードを引っ張ってこれますが、iPhoneはできません。

もちろん、ぼくが情弱なだけでAndroidのような振る舞いをできるのかもしれませんので、やり方知っている方は是非教えてください。念のためですがiCloudキーチェーンは論外です。
総評 WindowsユーザにはiPhoneは厳しいのか?
本気でiPhone使ってなくてiPhone情弱なので、Googleアカウントに紐ついているログイン情報の取得方法があるのなら教えてほしいのです。
TrueDepthカメラが欲しいから買ったので、そこまで上記の問題に対してダメージはでかくないんですけど、本気でAndroidからiPhoneにスイッチしたという場合はゴミ掴まされたくらいのインパクトがあるので、解決策をご教示ください。
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